令和7年第1回定例会、令和7年度予算

日本の学校出身者として初めて「学生アカデミー賞銀賞」を受賞された金森慧さんと対談させていただいた内容を前号の広報ひがしくるめ7年4月1日号で掲載しました（対談動画は市公式動画チャンネルでご覧いただけます）。作品が素晴らしいだけでなく、そのお人柄もとても素敵でした。「色々なことを経験する中で、自分が欲しいものを欲しいってちゃんと言うことが大切だと思っている」という言葉が印象的です。小さい頃からご近所さんなど大人との交流がある環境で育ったことが大きかったそうです。今後、東久留米で成長するこどもたちに対しても、温かい地域でありたいと願います。金森さんには、貴重なお話をいただきましてありがとうございました。東久留米から世界へ！これからの益々のご活躍を心より祈念いたします。

さて、本号で掲載の通り、令和7年度予算が第1回市議会定例会で可決成立しました。大変厳しい財政状況ではありますが、昨年度に引き続き、3点の重点事項「未来志向の公共施設マネジメント」、「人にやさしいデジタル化」、「子どもたちへの投資」の取り組みをさらに深化させてまいります。

また、定例会最終日には一般会計補正予算を提案し、こちらも可決成立しました。 国によるシステム標準化に合わせた本市のシステム改修にかかる経費、市議会補欠選挙費用、学校の改修費用等に加えて、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した事業についても予算計上しました。内容は、（1）家庭廃棄物指定収集袋の全戸配布（2）若者世代を対象としたデジタル版プレミアム付き商品券の発行（3）市立中学校を対象とした「TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS東京・立川」での英語体験（4）市内事業者の経営状況の分析・可視化等経営改善に向けた支援（5）農業者等の省エネや作業効率化、高温対策に資する農業用機器等の整備に係る支援（6）物価高騰対応保育所等給食食材費等補助事業となります。物価高騰等によるご負担を少しでも軽減できればとの思いで事業化しました。当初予算に計上した事業も含め、適正な執行管理に努めてまいります。

任期最後の年となりますが、初心を忘れず、市民の皆様とともに「やれる、できる」市政を推進し、さらなる発展に全力を尽くしてまいります。今年度も市政運営に対しまして、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

（広報ひがしくるめ令和7年4月15日号掲載）