現在位置:  トップページ > 東久留米の観光情報 Higashikurume Tourist information > ひがしくるめの花ごよみ(ツツジ)


ここから本文です。

ひがしくるめの花ごよみ(ツツジ)

ページ番号 1017488 更新日  令和3年4月27日

ツツジ 各地域の街路樹など

ツツジの仲間(ツツジ科ツツジ属)は日本には約52種が分布する野生種のほか雑種起源の園芸種も多いうえにたくさんの園芸品種がある。都会では公園や街路、生垣にヒラドツツジやオオムラサキツツジが良く使われ、花壇には花の小さいクルメツツジ系が多い。園芸上は主に4月に咲くものをツツジと呼び、ツツジに比べて1か月程遅い陰暦五月頃に咲くものをサツキと区別している。

 

市役所庁舎のツツジの写真
市役所庁舎前

黒目側沿いのツツジの写真
黒目川川沿い


【オオムラサキツツジ】
原産地不明の園芸品種。古くから長崎県の平戸で栽培されていたヒラドツツジと呼ばれる品種群の一つ。半常緑低木で、葉は長さ5~11センチメートルと大きめ。花は鮮やかな紅紫色で直径10センチメートル位の大輪で、葉の展開とほぼ同時に開花する。
【キリシマツツジ】
ヤマツツジとミヤマキリシマの交配とも考えられている品種で、江戸時代に江戸を中心に育成された江戸キリシマ系と九州の久留米地方で改良されたクルメツツジに大別される。花は直径3~4センチメートルで朱色を中心に、紅紫色や白色などがある。葉の大きさは2~5センチメートル位で品種により大きさの差がある。
【リュウキュウツツジ】
モチツツジとキシツツジの雑種ともいわれているが、花が純白で大きく(直径5~6センチメートル)、枝は密に茂って花付きが良いので、庭園や生垣によく植えられている。園芸品種も多い。葉の大きさは3~5cmくらい。

花や葉の大きさでどの品種の系統か見分けることができるかもしれません。


 

新川町1丁目付近のツツジの写真
新川町1丁目付近

中央町1丁目付近のツツジの写真
中央町1丁目付近

幸町3丁目付近のツツジの写真
幸町3丁目付近

ツツジの写真
既に花が終わりかけたものもある

ツツジの写真
ツツジには多色咲きや斑入りの花も多く見られます

ツツジの写真
上方の花びらだけにある斑点を「蜜標」とか「ガイドマーク」といい、ツツジの蜜が花の中心ではなく上方の花びらの部分にあることを示す。これは、蜜の存在を積極的にアピールして昆虫を招き寄せ、花粉を運んでもらう戦力である。

幸町3丁目付近のツツジの写真
幸町3丁目付近

幸町3丁目付近のツツジの写真
幸町3丁目付近

【ドウダンツツジ】
ツツジ科、ドウダンツツジ属でツツジ属とは違う落葉低木で秋の紅葉は特に目を引く。漢名は「満点星」と言い、中国で壺状の白い花が満点の星のように輝いて見えるという伝説にちなんでいる。
明治時代から栽培されていて、外来種ではないかとの疑いも持たれていたが、四国や三重県、静岡県などで自生地が発見された。

市では、昭和46年に、自然を愛し、自然に親しむ市民の心の象徴として「市にふさわしい木・花・鳥」を募集し、選定会議で協議の結果、「市の木イチョウ」「市の花ツツジ」「市の鳥オナガ」が制定されました。
「ツツジ」は、誰にでも親しまれ、植樹もし易い家庭的な花で、色鮮やか、しかも群生の美しさと優雅な芳香は市民に親しまれる要素として十分なものがあるとして選ばれています。


 【「東久留米市暮らしの便利帳」より】

参考資料

  • 山渓ハンディ図鑑5「樹に咲く花 合弁花・単子葉・被子植物」山と渓谷社
  • 「都会の木の花図鑑」石井誠治著 八坂書房
  • 暮らし~ の (kurashi-no.jp) 「ツツジの種類ごとの見分け方と特徴を解説!」

このページに関するお問い合わせ

市民部 産業政策課 振興企画係
〒203-8555 東京都東久留米市本町3-3-1
電話:042-470-7743 ファクス:042-470-7811
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



マイページ

使い方

マイページへ追加する

マイページ一覧を見る



Copyright © Higashikurume city. All rights reserved.