無電柱化事業について
ページ番号 1017916 更新日 令和4年3月30日
無電柱化とは
無電柱化とは、電線類を地中に埋設するなどの手法により、道路上から電柱や電線をなくすことをいいます。
道路上の電柱や電線は、台風や地震等の災害時に倒壊することで道路を閉塞し、避難や救急活動の支障となるおそれがあります。また、これらは景観を損ね、歩行者や車いす利用者等の通行の妨げにもなっています。
写真(1) 無電柱化された道路(神宝町一丁目)
無電柱化の目的
無電柱化は「防災」「安全・快適」「景観」の3つの観点を目的に推進します。
- 都市防災機能の強化
災害時の電柱の倒壊による道路閉塞を防ぎ、消火・救助・救急等の応急活動の円滑化を図ります。 - 安全で快適な歩行空間の確保
歩道内の電柱をなくし、児童や高齢者等、だれもが安全・快適に利用できる歩行空間の確保を図ります。 - 良好な都市景観の創出
視界を遮る電柱や電線をなくし、美しい街並みの創出を図ります。
無電柱化の整備手法
無電柱化の整備手法は、「地中化による無電柱化」と「地中化以外による無電柱化」に大別されます。
東久留米市では、「地中化による無電柱化」に分類される「電線共同溝方式」を基本として市内の無電柱化を進めています。
出典:国土交通省ホームページ
http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/gaijimu_01.htm
電線共同溝方式
電線共同溝方式とは、地中化による無電柱化の整備手法のひとつで、道路上の電柱や電線を集約し、地中に収容する方式です。
「電線共同溝の整備等に関する特別措置法」に基づき整備を行うものであり、整備された路線では、今後、電柱や電線の設置を制限することができます。
電線共同溝は主に管路部、特殊部、引込管、連系管などで成り立っています。
出典:国土交通省ホームページ
https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_19.html
東久留米市無電柱化推進計画
市内の無電柱化を総合的・計画的に推進するため、平成31年3月に「東久留米市無電柱化推進計画」を策定しました。
この計画では無電柱化の推進に関する基本的な方針、計画期間、目標、優先的に無電柱化を推進していく路線などを定めています。
優先的に無電柱化を推進していく路線(無電柱化計画路線)
図面上の番号 |
路線区分 | 路線名 | 延長 | 状況 |
1 | 現道 | 市道103号線、市道103‐1号線、市道103‐3号線(さいわい通り) | 0.7km | 事業中 |
2 | 現道 | 市道105‐1号線、市道105‐4号線(下里本邑通り、さいわい通り) | 1.1km | |
3 | 現道 | 市道106‐2号線(新所沢街道) | 1.2km | |
4 | 現道 | 市道107‐1号線(滝山中央通り) | 1.0km | |
5 | 都市計画道路 | 東村山3・4・20号線(都道24~埼玉県境) | 0.5km | 事業完了 |
6 | 都市計画道路 | 東村山3・4・13号線(1)(東村山3・4・18~本町四丁目) | 0.5km | |
7 | 都市計画道路 | 東村山3・4・13号線(2)(都道234~埼玉県境) | 1.0km | 一部事業中 |
8 | 都市計画道路 | 東村山3・4・21号線(1)(小平市境~東村山3・4・4) | 0.3km | |
9 | 都市計画道路 | 東村山3・4・21号線(2)(東村山3・4・12~東村山3・4・13) | 0.7km | 事業中 |
市道の無電柱化率
市道の無電柱化率は令和3年4月現在0.6%となっています。
東久留米市無電柱化推進計画の計画期間の最終年度にあたる令和23年度(2041年度)までに市道の無電柱化率を2.7%に向上させることを目標としています。
無電柱化に向けた取り組み
都市計画道路
都市計画道路の新設にあたっては電線共同溝方式による無電柱化に取り組みます。
現道
現道については、無電柱化計画路線の中から、都市防災機能の強化や無電柱化のネットワークの観点から、東久留米消防署が面する、市道103号線、市道103-1号線、市道103-3号線(さいわい通り)の電線共同溝方式による無電柱化に取り組んでいます。
(市道103号線、市道103-1号線、市道103-3号線(さいわい通り))
事業スケジュール(予定)
年度 |
令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
令和6年度 |
令和7年度 |
令和8年度 |
令和9年度 |
令和10年度 |
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工種 |
詳細設計 |
支障物移設 |
本体工事 |
本体工事 |
本体工事 |
引込・ 連系管工事 |
引込・ 連系管工事 |
電柱撤去 舗装復旧工事 |
バリアフリー化との一体的な整備
無電柱化を実施する際には、歩車道の段差や樹木による根上がりの解消など、バリアフリー化との一体的な整備を図ることで、安全で快適な歩行空間を確保します。
無電柱化事業にご理解とご協力をお願いします
無電柱化事業は、1路線当りおよそ8~9年間と長期に渡って実施されます。工事に際して騒音や振動、交通規制等が発生することがあります。地域の皆様にはご不便をおかけいたしますが、安全で円滑な工事に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
都市建設部 道路計画課 道路交通計画係
〒203-8555 東京都東久留米市本町3-3-1
電話:042-470-7768 ファクス:042-470-7809
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