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山崎製パン株式会社(令和5年9月29日)

ページ番号 1023273 更新日  令和5年11月2日

富田市長と吉田工場長
富田市長(左)と吉田工場長(右)

令和5年9月29日(金曜日)、市内にある山崎製パン株式会社を訪問させていただきました。

山崎製パン株式会社は、昭和23年(西暦1948年)に創業し、昭和38年(西暦1963年)から東久留米市に武蔵野工場を構えています。
パン、和・洋菓子、調理パン・米飯類の製造・販売、製菓・米菓の販売、ベーカリーの経営、コンビニエンスストア事業等を行っており、特に製パン業界では日本国内最大級であり、世界でも第2位の規模を誇っています。

工場見学

工場見学では、生地づくりから包装まで、パンの製造工程を見学させていただきました。

徹底された衛生管理のもと、自動化による正確な作業と人の確かな目による手作業でパンが作られていました。
焼きたてのパンの香りを感じながら工場内をめぐり、作業の過程をひとつひとつ丁寧に説明していただきました。
ミキサーと呼ばれる機械で、小麦粉、水、酵母を混ぜ合わせ、大量のパン生地を作る様子は圧巻でした。

 

パン焼く前
焼く前のパン生地

焼いた後
焼き上がったパン

パン生地をこねる機械
パン生地をこねる機械を見る富田市長

印字の説明
パッケージへの印字について説明を受ける富田市長


詳しくは以下のリンクから、山崎製パン株式会社ホームページをご覧ください。

工場長対談

会社情報

吉田工場長:
山崎製パン株式会社は現在全国に2万人の従業員を抱え、工場は全国に26カ所ございます。東久留米市内に構える武蔵野工場は、昭和38年に建設され今年で60周年を迎えます。武蔵野工場の従業員は約1500人で、1日に約300種類の商品を作っており、数でいうと1日に約10万個作っております。

全焼を乗り越えた経営方針

富田市長:
以前山梨県で記録的大雪があり高速道路で車が立ち往生していた際に、山崎製パンのトラック運転手が積み荷のパンをほかの運転手に無償で配ったという話を聞き、大変感動いたしました。

吉田工場長:
山崎製パン株式会社の経営方針には「日々、お取引からご注文いただいた品は、どんな試練や困難に出会うことがあっても、良品廉価・顧客本位の精神でその品を製造し、お取引先を通してお客様に提供する」という言葉がございます。50年前の昭和48年にこの武蔵野工場は一度全焼しております。その際、近くの工場で商品を製造し武蔵野工場に商品を集め、このエリアのお客様に火災の3日後から商品を届け続けました。以来、この言葉を大切にしています。山梨県のトラック運転手に関しても、日ごろから経営方針を共有している結果だと思います。

全社的に取り組む商品開発

富田市長:
全社的に月間で120から150種類の新商品を開発しているとのことでしたが、社内で新しいものを作ろうという風土はどのように醸成されているのでしょうか。

吉田工場長:
我々は製品開発を専門とする部門を設けておりません。そうすることで、従業員全員のアイデアが商品開発につながる環境ができております。全国の2万人の従業員が商品開発に携わっているとも言えます。
実際、パートの方が職場でふるまってくれていた明太子がおいしいことから、商品化されたこともございます。

大切にしている消費者の声

富田市長:
こどもたちに喜んでもらえるような商品を開発されていますが、こどもからの意見を取り入れたりしているのでしょうか。

吉田工場長:
現在は実施を制限しておりますが、工場見学や親子でサンドイッチを作るイベント等でこどもたちと触れる機会がございます。
我々はこどもが食べることで成長につながる商品、保護者がこどもに食べさせたいと思う商品を開発すべきであると考えております。
また、女性の意見も大切にしており、店頭の主婦の方や従業員の女性からの意見がヒット商品につながると考えております。

工場長対談
工場長対談の様子

お忙しいところご対応いただきました吉田工場長、中村生産統轄次長、山口総務課長をはじめ、従業員の皆様に改めて感謝を申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

市民部 産業政策課 労政商工係
〒203-8555 東京都東久留米市本町3-3-1
電話:042-470-7743 ファクス:042-470-7811
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



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