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グローブライド株式会社(令和4年12月27日)

ページ番号 1021874 更新日  令和5年2月2日

富田市長(左) 鈴木社長(右)
富田市長(左)と鈴木社長(右)

令和4年12月27日(火曜日)、市内にあるグローブライド株式会社を訪問させていただきました。

グローブライド株式会社(旧:ダイワ精工株式会社)は、昭和33年(西暦1958年)に創業し、昭和35年から東久留米市に本社を構える釣用品、ゴルフ用品、テニス用品、サイクルスポーツ用品等の製造・販売を行う会社です。

多くの製品の中でも釣具の知名度は非常に高く、世界的に有名な「ダイワ(DAIWA)」ブランドを展開している釣具のトップメーカーです。

工場見学

工場見学では釣具のリールの組み立て工程、機械によるリールの切削加工の説明をしていただきました。

企業秘密であるため、工場内部の写真撮影は出来ませんでしたが、リールは極めて精巧につくられたパーツを基に、多くの人の手を通し一つ一つ丁寧に組み立てられておりました。その最適化された作業工程や徹底された管理・検査体制は釣具トップメーカーとしてのプライドとものづくりに対する情熱がうかがえるものでした。また、切削加工の説明では、円柱状の硬い金属からリールの各パーツが生み出されるお話を伺うとともに、組み立てられたリールを触らせていただきました。リールのハンドルを回したところ、その回転の滑らかさに衝撃を受け、技術の高さを体感することができました。

リールの説明を受ける富田市長 
リールの説明を受ける富田市長

切削加工の説明を受ける富田市長 
切削加工の説明を受ける富田市長

オノフ・フィッティングラボルーム

グローブライド本社の最上階にあるフィッティングラボルームでは最新の弾道計測器を使用して、自身に最適なゴルフクラブをフィッティングすることができます。ここは契約プロもテストに来る場所でオノフの標準仕様クラブを始め、ラボスペックのヘッドやシャフトを試すことで身体の動きに合った最適なクラブやスイング傾向についてアドバイスが受けられるとのことです。また、ここ数年では、コロナ禍の影響でゴルフ需要が高まり、女性などの新たな層も増加傾向にあるそうです。

富田市長も実際に体験させていただきました。

フィッティングラボルームの写真
オノフ・フィッティングラボルーム

ゴルフ試打をする富田市長
シミュレーターで試打する富田市長

社長対談

会社情報

鈴木社長:
 グローブライド株式会社は昭和35年にこの地に本社を移し今年で63年目を迎えました。釣り業界は全世界にマーケットがあり、日本はその20%以上があると言われるほど釣りが盛んな国です。その業界の中で弊社は全世界でトップを歩ませていただいております。リールとロッド(釣り竿)の取り扱い品目は数千種類あり、国内外で生産し世界に流通しております。
 

ダイワのブランドマーク 
ダイワのブランドマーク

ダイワのブランドロゴ 
ダイワのブランドロゴ


 

カーボン加工技術の可能性

富田市長:
 御社の人気製品として折り畳み傘がありますが、高い技術力が釣用品以外にも色々なところで転用できるのでしょうか。

鈴木社長:
 折り畳み傘はDAIWAのフィッシングロッド(釣り竿)に使われているカーボンテクノロジーを応用して作られております。このカーボン加工技術は無限の可能性があるとおもいます。車や最新鋭の飛行機やロケットもカーボンが使用されております。ゆくゆくは我々の技術が役立つ可能性もあるといろいろ研究開発しております。

 

特注ゴルフクラブの提案

富田市長:
 ゴルフの試打をさせていただき、ゴルフクラブを特注される方が多くいらっしゃるとお伺いしました。

鈴木社長:
 人それぞれスイングが違うためゴルフを楽しみたい方であれば自分の癖に合ったクラブをカスタマイズするのが合理的です。オノフ・フィッティングラボルームでは一人一人のスイング解析をし、その方に合ったヘッド、シャフト、グリップの組み合わせを提案しております。

 

オノフのブランドロゴ 
オノフのブランドロゴ


子どもたちの貴重な学び場の提供

富田市長:
 御社の企業理念の中に「次世代を担う子どもたちの貴重な学びの機会として自然に触れ合えるスポーツライフを実現し」とあり、共感できる部分が多くあります。また御社には放課後子ども教室でもお力添えいただいております。

鈴木社長:
 東久留米市の小学校での放課後子ども教室(水辺の安全教育と体験学習)は今年6校行い、来年も6校(市内全12校)行う予定です。
 子供の情操教育としては47年前から釣りを通じた環境学習(ダイワヤングフィッシングクラブ)を行っております。私自身も子どものころからこのクラブに会員登録をし、それがきっかけで入社いたしました。
ここ2,3年はオンラインでの実施でありましたが、今年の夏ごろから感染対策をとりながらリアルな体験を再開し始めております。釣りを楽しみながら水辺の危険性や安全対策、釣りを続けるために良い環境を保たなくてはいけない、来た時よりもきれいにして帰ろうということなどを伝えております。東久留米の小学校においても水辺の安全教室の中で伝えたりしております。
 また、多摩六都科学館と連携しておりまして、ここ数年はリモートでの開催となっていますが、地元に流れている川から東京湾まで川下りしていきながら最終的に東京湾にて釣りをするようなイベントも実施しております。自分たちが住んでいるところが自然とどのように関わりがあるか知ることで子どもたちの目が生き生きし、川を汚してはいけないということや川に落ちているごみに対する意識がものすごく変わり、自然体験を通して学ぶことができます。単に道具の製造販売を行うにとどまらず、これらのスポーツを通じて自然を感じて豊かな時間を過ごして頂ける。そのような活動に取り組んでおります。
 

社長対談
社長対談の様子

お忙しいところご対応いただきました鈴木社長、大竹常務をはじめ、従業員の皆様に改めて感謝を申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

市民部 産業政策課 労政商工係
〒203-8555 東京都東久留米市本町3-3-1
電話:042-470-7743 ファクス:042-470-7811
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