特別支援教室について

東久留米市では、昭和53年に最初の情緒障害等の通級指導学級を小学校に設置し、その後段階的に小・中学校における通級指導学級の設置数を増やし、対象の児童・生徒への指導について充実を図ってきました。しかし、対象の児童・生徒の多くは、在籍校を離れて他校に設置された通級指導学級に通う状況にありました。そこで、これらの通級指導学級に替え、小学校においては平成28・29年度から段階的に、中学校においては平成30年度から一斉に市立全・小中学校に特別支援教室を導入することで、在籍校での指導を通して、対象の児童・生徒の学力や在籍学級における集団適応能力の伸長が図られるとともに、より多くの児童・生徒が支援を受けられるようにしました。