竹林公園をフィールドとした公園ストックマネジメントプレビュー事業
ページ番号 1022611 更新日 令和5年10月30日
第1回ワークショップ たけのこ掘り体験
竹林公園をフィールドとしたストックマネジメントプレビュー事業は、教育・福祉・産業等、分野横断的取組の実績を有する竹林公園をフィールドとして、「今後の都市公園の取組み方針」で示した「地域住民組織等とのパートナーシップによる維持管理」「近隣住民の意見に沿った機能別再編」等、市民の皆様とともに考えるパークマネジメントを進めていくためのノウハウの蓄積や、地域の子ども達が公園づくりに参加することによるこのまちへの愛着の醸成などを目的として、令和5年度より実施している「都市公園ストックマネジメント検討支援業務委託」のプレビュー事業です。
具体的には、市内外を問わず、多くの方から愛される施設である「竹林公園」を、子ども・子育て世代をはじめ多く市民の皆様の居場所としてより親しんでいただけるよう、既存の景観やコンセプトを尊重しながら、滞在性の更なる向上や移動の円滑化などを目的として、市内の小学生を対象としたワークショップにより意見を伺い、整備に反映させていくものです。
令和5年5月7日には、小学校3年生から6年生の児童を対象とした第1回ワークショップを開催し、竹林公園を知ってもらうための「たけのこ掘り体験」を実施しました。
集合写真
市内の農家さんと一緒にたけのこ掘り
3月ころから続いた天候不順によりたけのこの生育が芳しくありませんでしたが、お手伝いいただいた市内の農家さまの協力もあり、参加した13人すべての児童がたけのこを見つけ、掘ることができました。
第2回ワークショップ 竹細工講座
令和5年7月30日には、第2回ワークショップとして、竹を使った学びや遊びを体験することを目的とした「竹細工講座」を実施いたしました。
当日は6組の親子が参加し、講師である「三沢かご店」の竹細工職人・三沢俊一さんから竹の性質などを教わったのち、かわいい竹すず作りに挑戦しました。
竹すずは、世界に二つとない仕上がりになる「やたら編み」と呼ばれる工法で編まれ、こどもならではの柔軟な発想で、どれもオリジナリティあふれる仕上がりとなりました。
こどもたちが編んだ竹すず
竹すずレクチャーを受けるこどもたち
第3回ワークショップ 「アイデアぼしゅうかいぎ」
令和5年8月27日に、おとな7人、こども8人の参加し、第3回ワークショップ「アイデアぼしゅうかいぎ」を開催しました。
冒頭、市役所から、公園の歴史やバリアフリーを取り巻く現状の説明があった後、こどもチーム・おとなチームにわかれ、竹林公園の具体的な整備に向けた話し合いが行われました。
まず、竹林公園でやってみたい遊びや学びなどの自由な意見を出し合いました。
こどもチームからは、竹林公園をフィールドとしたすごろくゲームや七夕の星座観察会など面白いアイディアがたくさん出されました。
一方、おとなチームからはキャンドルナイトの実施や駐車場の整備などのアイディアが出されました。
そののち、バリアフリーを意識した公園整備にむけて話し合いが行われ、舗装などの具体的な整備内容に加え、定期的に落ち葉を掃くなど、維持管理に関する意見も出されました。
これら話し合いの内容は「グラフィックレコーディング」により記録しました。
第4回ワークショップ 「アイデアぼしゅうかいぎ(2)」
令和5年10月22日には、おとな5人、こども5人の参加し、第4回ワークショップ「アイデアぼしゅうかいぎ(2)」を開催しました。
おとなチーム、こどもチームに分かれ、第3回ワークショップに引き続き、だれもが安心して使える竹林公園と、新しい竹林公園で体験したい「遊び」や「学び」を考えました。
だれもが安心して使える竹林公園になるために、竹をくりぬいた照明や、土系舗装などで滑りにくい園路にするなど、竹林公園の景観とコンセプトに配慮した意見が出されました。
また、体験したい「遊び」や「学び」では、「職人さんに教わる竹細工」や「プロに教わるたけのこ掘り」など、第1回、第2回で実施した体験をもとに、第3回よりもさらに具体的な意見が出されました。
これまでに様々なアイデアをいただきましたが、最後に、この中で可能なものを設計事業者と考え、形にしていくことをお約束し、計4回のワークショップを締めくくりました。
これら話し合いの内容は「グラフィックレコーディング」により記録しました。
こどもチーム
おとなチーム
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