平成26年6月 大槌町への復興支援
ページ番号 1000099 更新日 平成27年3月21日
月に一度、このコラム欄を通して、日ごろ感じたことなどを、直接市民の皆様に報告させていただきます。
大槌町への復興支援
東久留米市では、東日本大震災の被災地へ職員を派遣し、復興支援をしてきました。震災直後から開始した短期派遣者は21人、24年度からの岩手県大槌町への中長期派遣者は3人目となっており、先月、職員の激励と派遣先の現状を把握すべく現地を訪問してまいりました。
碇川豊大槌町長からは、震災後人口は2割減少し高齢化も著しいこと、地盤のかさ上げ作業に1~2年かかり、仮設住宅の方が戻れるのもそれ以降となること、鉄道が復旧しないこと、産業がなく、また働き手がいないこと等の厳しい現状をうかがいました。まだまだ、さまざまな困難を抱えています。
年間の予算規模が約60億円だった町が、復興のため1,000億円の予算を動かしており、町外からの応援職員を加えた職員数は震災前の2倍を超えています。まさに、まちづくりをゼロから始めている状況です。
しかしながら、復興にかける町長や職員の方々の強い思いに、心救われました。どのような厳しい局面でも乗り越えていく強い意志と、夢と希望を示し工程を導き出すことが大切なのだと思います。
派遣している若手職員の力強い笑顔に、大槌町の復興と東久留米市の未来を重ねて、希望を抱いて帰ってきました。
城山(大槌町)からの眺望
(平成26年6月15日掲載)
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