ペットの飼い主の皆さん 飼育マナーとルールの確認を
ページ番号 1005189 更新日 令和4年5月9日
市には、犬や猫の飼育マナーなどについて寄せられる相談が後を絶ちません。ペットの世話、健康管理、しつけは飼い主の務めです。飼育マナーとルールの確認をお願いします。
正しく愛情を持って終生飼育を
ペットは、共に暮らし心を通い合わせられる命ある存在です。動物への虐待、ペットの遺棄は法律で罰せられます。(最高5年以下の懲役または500万円以下の罰金)また、誤った飼い方は近隣の方とのトラブルの原因にもなります。飼い主は責任と愛情を持って終生飼育しましょう。
災害に備える
災害が発生した場合、家が壊れたりして避難することになったときは、事情の許す限りペットと一緒に避難してください。ただし、市の避難所では、人は屋内・ペットは屋外での避難(同行避難)となります。
飼い主とペットは一緒に被災します。まずは飼い主と身近な人の安全を確保したうえで、ペットの災害をどう乗り越えていくか。そのための心構えと準備をしましょう。
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災害の時、ペットはどうする?~もしものときに備えましょう~ (PDF 939.6KB)
ペットの避難場所や日ごろからの心構えなど、ペットと災害について掲載したパンフレットです。 -
◆ペットの情報◆(作成例) (PDF 445.8KB)
ペットを預ける時や行方不明になった時など、第三者にペットの情報をわかりやすく伝えるために活用してください。避難用具やケージと一緒に保管しましょう。 - ペットを守る緊急連絡カード(東京都動物愛護相談センターホームページ) (外部リンク)
ペットと安全かつ速やかに避難でき、ペットのストレスを少なくするために「しつけ」をしましょう。
- 普段から人やほかの動物をこわがらない
- 嫌がらずにクレートやケージに入る
- トイレは決められたところでできる など
なお、防災マップや避難所などについては、下記ページでご確認ください。
身元の表示
迷子になったペットが飼い主のもとに戻れないケースは少なくありません。飼い主の責任の所在を明らかにし、迷子のペットの発見を容易にするためにも、犬には鑑札を着け、猫やその他のペットには名札等を着けましょう。マイクロチップを装着しておくのもいいでしょう。
迷い犬や猫は、警察署や動物愛護相談センターが保護します。飼い主が見つからないと、動物愛護相談センターに収容されます。
犬について
散歩時のルール
散歩のときは以下のルールを守り、みんなが気持ちよく過ごせる環境を作りましょう。
犬の散歩中は必ずリード(散歩ヒモ)でつなぎ、短く持ちましょう
散歩のときに犬をリードから放すことは「東京都動物の保護及び管理に関する条例」(第9条)で禁止されています。小型犬でも「犬が苦手・恐い」と感じる人もいます。しつけができていても、ノーリード(散歩ヒモなし)で散歩することは、犬が音や光に驚いて突然走り出し人や犬に危害を与えたり、交通事故にあったりするのでとても危険な行為です。散歩時には必ずリードをつけ、動きを抑制できるように短く持ちましょう。
ペットのおしっこはすぐに水で流し、ふんは持ち帰えりましょう
市では、「東久留米市ポイ捨て等の防止及び路上喫煙の規制に関する条例」で飼い犬等のふんの放置を禁止しています。普段から自宅の敷地内の決まった場所でトイレが出来るようにすることで、災害の時や雨の日で散歩に行けない時などに排泄を我慢することがなくなります。
交通ルールなどを守って、ペットも飼い主さんも安全に散歩をしましょう
早朝や深夜の散歩のときに大声で話をしたり、道路いっぱいに広がって散歩をすると、周囲に迷惑がかかります。交通ルールなどを守って、みんなが気持ちよく過ごせる環境にしましょう。
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愛犬家の皆様へお願いです (PDF 607.0KB)
犬を飼う皆様に、知っていただきたい情報をまとめました。 - 犬を飼い始めたら(東京都動物愛護相談センターホームページ) (外部リンク)
飼い犬が人を噛んでしまったら
- すぐに犬を抑えて、再発しないようにする
- 怪我をした人への応急手当をする
- 24時間以内に東京都動物愛護相談センター多摩支所へ事故発生届出書を提出する
- 2日以内(48時間以内)に飼い犬の狂犬病検診を獣医師にしてもらう ※狂犬病の予防注射をしていても検診は必要です。
詳しくは、東京都動物愛護相談センター多摩支所(電話042-581-7435)または、以下のホームページでご確認ください。
猫について
猫の飼育は屋内で
最近の交通・住宅事情を考えると、猫の飼育は屋内が望ましいといえます。屋内飼いのポイントは以下のとおり。
- 新鮮な水とエサ
- いつもきれいな専用トイレ
- 上下運動ができる場所(家具などを利用して上下運動ができる環境があればOK)
- 爪とぎや楽しいおもちゃ
- 飼い主の愛情とスキンシップ
- 不妊・去勢手術(猫は年2~3回出産し、すぐに増えてしまいます)
※不妊・去勢手術は、望まない猫の繁殖を防ぐだけでなく、手術をすることで性格が穏やかになったり、生殖器の病気などになる心配がなくなります。
飼い猫を外に出すときの注意事項
猫を外で飼うときは以下の点に注意してください。
エサはそのままにしない
エサは猫が食べるのを確認し、片づけてください。エサを片付けないと他の動物や虫が来るようになったり、古くなったエサを食べて飼い猫が体調を崩したりします。
飼い猫用のトイレを敷地内に設置する
ご近所には庭等を荒らされて困っている人がいます。飼い猫が近所で排泄をしないよう、次を参考に敷地内にトイレを設置しましょう。
- プランターや庭の一角に、土(水はけのいい園芸用の土)や川砂(サラサラの砂)を用意し、その猫の排泄物を混ぜてにおいをつける
- 設置後は定期的にフンを取り、土や砂を混ぜる ※この作業で人が感じる臭いは軽減します。
繁殖しないよう、不妊・去勢手術をする
猫はネズミ等を駆除してくれる半面、避妊手術をしていないメスが1匹いると、1年後には約20匹に増えてしまいます。事故などで命を落とす猫が増えないよう、不妊・去勢手術をお願いします。
※メス猫は、一度に3~6匹、年2~4回出産できます
飼い主のいない猫(野良猫)
飼い主のいない猫に、不妊・去勢手術をせずにエサだけ与えていると、猫はどんどん増えてしまいます。エサを与えている方は、次のことを心がけ、愛情と責任をもって猫に接しましょう。
- 今以上に猫が増えすぎないよう不妊・去勢手術を実施しましょう。
- 置きエサをせず、食べ残しは片付け、いつも清潔にしましょう。
- ふんがあればすぐに始末しましょう。
- 近所の人たちとコミュニケーションをとり、地域から理解が得られる努力をしましょう。
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