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| 撮影日 平成15年3月2日 天 候 晴 川とはなんだろう。水が流れていて、岸辺には緑が多く、小鳥たちがいて目を楽しませてくれる。農業用水として使う。大きな川でしたら、さまざまな物を運搬に使う。屋形船でドンチャンと遊ぶ。いや、それだけではない。利便性を追うだけでなく、概念として人は川の流れを人生とかさね合わせ、人生そのもののたとえによく、引きあいに出します。 鴨長明の「方丈記」冒頭の書き出しに、“ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたたかは・・・・・”とあり、歌では、中宗根美樹の「川は流れる」“わくら病ば葉を今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかなのぞみ破れて・・・・”と。あるいは、美空ひばりの「川の流れのように」“知らず知らず 歩いて来た 細く長いこの道 振り返れば 遥か遠く 故郷が見える でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生 ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも時代は・・・・・”というのがある。 湧水として生まれた一滴の水は、小川となり、同じような川の仲間と出合い。瀬となり淵となって下流へ、そして海に入る。これは我々の人生が紆余曲折としており、川と川の合流は人と人との出会いとも、人生の節目とも考えられる。出生、入学、就職、結婚・・・・という。 三月は、社会人は職場の転勤、学生は卒業と、人と人との別れの月であり、人生の節目の月かもしれません。なんとなくものさみしいものです。しかし、すぐ翌月は新しい事柄が待っていて、新たなる希望と、新しい人たちがおるのです。 三月は旧暦では弥生、弥生といえば、“弥生の空は 見渡すかぎり さくら さくら・・・・”のわけですが、今日は3月2日ですので、まだ見れません。早ければ3月中旬、遅くも下旬には咲くでしょう。なにやかやと言いながらも、岸辺の景色は、はや、早春です。桜前線は刻々と、黒目川に訪れるようです。 |
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